黒染処理(四三酸化鉄皮膜)とは?
黒染処理は鉄鋼表面に四三酸化鉄皮膜の不溶性結晶を生成させ、美しい黒色と防錆力向上を施す化成被膜法です。処理工程における温度も150℃以下のため製品に熱影響を与えません。
また四三酸化鉄の膜厚は表面から内部に向かって生成し膜厚も1~5µであり、
寸法および重量変化が非常に少なく精密ネジや光学機器、計器類等の精度を要する部品の仕上げに多く用いられます。
防錆力UP
特殊な酸化被膜を生成させる為、
防錆効果が向上します
価格が安い
メッキや塗装処理の費用に比べ、
20~30%価格が安いのが特徴です
精密部品に対応
仕上がりの被膜が薄いので、
精密部品の処理にも対応します
美しい外観
光沢が増すことで価値アップ
キンケイパーカーのこだわり
キンケイパーカーの黒染め処理の仕上がりの美しさや製品の管理体制は、
他とは一味違うと大変ご好評をいただいております。
その秘訣は弊社の企業努力と、こだわりの賜物と自負しています!
POINT01
洗浄が丁寧
水洗いの回数を増やし丁寧にしっかりと洗浄することで仕上がりの光沢は見違えます。
POINT02
自社ブレンドの薬液
天気によって調合を変えるなど、美しい艶に仕上げるため日々研究と努力を惜しみません。
POINT03
製品管理を徹底
お預かりする製品について、事前チェック、出荷前の二段階確認、写真も駆使し徹底管理しています。
対応商品
黒染め処理への対応については、下記のスペックの商品となります
素材
鉄
重さ
最大 2.8トンまで
サイズ
最大長さ5メートルまで
その他
特殊な構造の場合は別途ご相談ください
FAQ
よくある質問
Q
黒染処理の良い点は何ですか?
A
仕上がりが美しく、黒染処理は皮膜が薄く(1~3µm圧程度)ほとんど寸方に変化がないため、鉄に限りますが精密部品まで幅広く処理可能です。
Q
黒染処理の不向きな製品とは何ですか?
A
防錆力がリューブライト処理と比べると弱いです。環境によって錆が発生しますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
Q
黒染処理の耐熱温度を教えて下さい
A
約300℃までです。
Q
黒染処理後、数日後に白い粉が出てきました。これは何ですか?
A
白い粉は黒染処理の残液が乾燥して発生したものだと考えられます。キンケイパーカーでは、入念な洗浄を行っております。お困りの際は、お気軽に弊社にお問い合わせください。